トップメッセージ

 皆さまには平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 かねてより、私たちは、「地域社会との強い信頼関係で結ばれた、頼りがいのある〈ひろぎんグループ〉を構築する」という経営ビジョンの下、グループ一体経営推進の観点から、グループの総合力を発揮し、地域におけるリーディングバンクグループとしての地位を築きあげ、盤石な営業基盤の上で健全な経営を進めてまいりました。
 金融機関、とりわけ地域金融機関をとりまく経営環境は、人口減少や異業種からの参入等により、一層厳しくなるものと予想されます。また、急速なデジタルトランスフォーメーションの進展等、経済・社会情勢の変化やライフスタイル・価値観の変化等により、今や一人ひとりのお客さまによって、想いや課題は大きく異なってきております。こうした状況変化に柔軟かつ的確に対応していくには、従来の銀行業務の枠組みの中だけでは、今後、ますます難しくなっていくものと考えられます。
 こうした経営環境において、私たちは今、大きく変わらなくてはならない時に来ています。これからの私たちが目指すべき姿は、『地域社会・お客さまとのリレーションを一層深め、個々のニーズや課題を知る中で、その解決に向けて徹底的に取組み、確かなソリューションを提供していく』ことだと考えます。つまり、お客さまから、「お金のことは銀行に」ではなく、「困ったことは“ひろぎんグループ”へ」と思っていただける存在になることです。

 そこで、私たちは、お客さまに寄り添い信頼される〈地域総合サービスグループ〉として、地域社会の豊かな未来の創造に貢献したいという想いを実現していくため、持株会社体制という新たなグループ経営形態への進化を図る決断をいたしました。
 1878年(明治11年)に尾道で創業した国立銀行・第六十六銀行を前身とする“ひろぎん”は、広島、岡山、山口、愛媛の地域のお客さまと共に歩んでまいりました。
 そして、2020年10月1日、ひろぎんグループは、一つのホールディングスとして、その力を結集し、経済規模、成長機会ともに大きなポテンシャルを有するこの地元4県の更なる発展に向け、新たな一歩を踏み出しました。
 140年を超える長い歴史の中で培われた“ひろぎん”ブランドのもと、グループシナジーを最大限発揮し、金融は勿論、非金融分野を含めたお客さまのあらゆるニーズにお応えできる〈地域総合サービスグループ〉として、今後も地域のお客さまと共に成長し続けることで、企業価値の持続的な向上を図っていくとともに、ステークホルダーの未来をひろげていきたいと考えております。

 皆さまにはぜひ、新しい時代に向かって共に夢を描き続ける仲間として、新生ひろぎんグループへのご期待を高めていただくとともに、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社ひろぎんホールディングス
代表取締役社長